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経営計画が予定通り遂行していないときの対策

2024.6.7

経営計画を立案したが、予定通りに遂行していない!ということはよくあることです。

クライアントの経営幹部と単年度計画を立案しても、その計画を実現することに固執しすぎていて、計画が達成できそうにないとものすごく焦る。実際は「あるある」です。特に真面目な方ほどそのような傾向があります。私自身も行動計画を立てながら実践していますが、予定通りすべてが実現することなんかはあり得ません。では予算や計画を作る意味はないのじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、経営計画・行動計画を作成した方は作成していない方に比べて、圧倒的に成功する可能性があります。

実際に飛行機のフライト計画を立てていても、予定通りいくことはないそうです。常に現在位置を確認しながら軌道修正をすることによって、目的地に到達するということです。飛行機の場合は必ず目的地に到達しなければなりません。しかし経営計画の場合は、ある程度達成したなら、良しと思うことが重要です。僕がよく推奨するのは、計画を2~3段階立てておき、ここまでで達成出来たら大成功。そこまで行かなくても、ここまで進んだら合格点をあげよう。そう考えながら計画立案をすればよいです。そのような2段階3段階の予算や計画を立案して、「ベストを目指すけれども、ベターでも構わない」と割り切ることです。これくらいの軽い気持ちで実践していったほうが、うまくいくことが多いです。