ビジネスで最も必要なことは「決断力」です。決断とは選択することです。「選択の法則」は最も重要な法則の1つです。なぜならば状況や立場、時間などに関係なく、誰もが常に選択をしているからです。過去にどんな選択をしたかで、今の自分があります。そして今の自分は過去の選択の積み重ねでできているということです。つまりこれから選択をどうしていくかで未来の自分を変えることができるということです。「選択の法則」を実践することで今後のビジネスを変えることができるのです。自分には選択の権利があり、どのような選択をするかで今後が変わる。つまりどのような選択をするかで成功の度合いも変わってくる。これが「選択の法則」の本質だそうです。よく業績を景気などの環境のせいにする経営者がいます。これは自分のビジネスをどのようにしたいか?という選択において、何も選択をしていないのかもしれません。選択には主体的な選択もあれば、受動的な選択もあります。
主体的な選択をできるようになると「選択→行動→結果」というサイクルを作りだすことで成功していきます。逆に受動的な選択しかしていないと、行動につながらなく当然結果もでません。選択には責任が伴います。その選択が大きな選択であればあるほど、選択することによる結果に対して責任を負なければいけません。選択できない人が多いのはこれが理由かもしれません。しかし誰でも最初からいい選択ばかりできるわけではありません。選択もスキルです。経営者の中には、最初はなかなか選択ができなかったり、いい選択ができなかったりした人も、自分がした選択から学び、次がより良い選択ができるように努力している人がいます。良い経営者は日頃から選択を練習しています。選択をするのが経営者の仕事です。この決断はこの会社で自分しかできない。そんなことがたまにあります。とても勇気と責任がいる選択だから、選択のスキルが低い人には選択できない。そんな時にどんな選択ができるか、次につながる選択ができるのか?これこそが「選択の法則」なのです。これからは日々の小さな選択でも意識してみてください。決断力アップにつながりますよ。