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堀江貴文さんが提唱する「儲かるビジネス4原則」について

2023.2.10

最近、お客様から「何か儲かるビジネスはないでしょうか?」と尋ねられます。本業が衰退産業のため、余裕がある今のうちに次の収益の柱を作るのに取り掛かりたいという思いもあるようです。その時の回答でよく引用させて頂くのが、堀江貴文さんが提唱している「儲かるビジネス4原則」です。

原則1:初期投資が少ないビジネス

ビジネスでうまくいかない理由の1つに、初期投資が大きすぎて儲けても回収できないパターンがあります。どのビジネスでもやってうまくいくかいかないかわからないのに、そこに投資をしなければ始められないのはギャンブルです。投資が少なければ、うまくいかなかった場合にそれをやめて新しいことを始める決断をする権利がありますが、投資が多い場合はそのビジネスを辞めても返済し続けなければいけないためリスクが多くなりすぎてしまいます。ビジネスは、小さくはじめて、大きく育てるのが1番です。

原則2:利益率の高いビジネス

利益率の高いビジネスをすると資金繰りが楽になります。逆に利益率の低いビジネスをすると、売上が増えれば増えるほど資金繰りが悪化していくことになり、運転資金が多く必要になってきます。するとビジネスの規模の拡大とともに借入リスクが高まってしまいます。経営=資金繰りになってしまうため、利益率の高いビジネスを選ぶ必要があります。

原則3:在庫が不要なビジネス

ビジネスが失敗する理由の1つに仕入れを安くするために大量仕入れをして、在庫が積み上がってしまう場合があります。在庫にも税金はかかりますし、保管費用もかかります。 しかも仕入れた時に売れないものは時間が経っても売れません。廃棄するにも費用が発生します。ファミリーマートが恵方巻きを受注生産にしたら、売上額は減少したが利益が増加したというニュースもありました。できるだけ在庫がいらないビジネスであったり、在庫を持たなくてもできる形態にするのが理想です。

原則4:定期収入があるビジネス

商売の基本はリピートにあります。人は安心安全を求めるものなので、何度も取引をすることで信頼関係を築くことができるからです。また毎月固定費がかかってきます。これを支払っていくのに、月初に売上が0から始めるのと損益分岐点からはじめるのとでは大差があります。定期収入でなくても、リピート率が高いビジネスであれば、ほぼ同じ条件になります。

これら4つの条件を最初から満たすビジネスは少ないでしょうが、創意工夫することにより理想に近づくと思います。